Be a MAZDA driver ~ デミオからCX-3へ

運転の楽しさに惚れてDJ型デミオに乗り、そしてCX-3に乗っています。デミオ/CX-3に乗ったりイジったりしたことをボチボチと書いていきます。

デミオに乗ることになったいきさつ

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 デミオに乗ることになったのは、今乗っているクルマへの不満と、ちょっとした気まぐれがきっかけでした。

 今乗っているクルマは3年程前に購入した国産某メーカーの小型SUV

 それまで十数年乗り続けてきたスバル インプレッサWRXにヤレが目立ってきたし、もう速いクルマはいいやと思ったのと、外観スタイルが気に入ったのが購入動機でした。

 しかしCVTのミッションがどうも馴染めませんでした。特に上り坂や高速道路などではアクセルの踏み込み量とエンジンの回転と加速がバラバラでどうも気持ち悪い。

 試乗のときはあまり気にならなかったのですが、乗れば乗る程ストレスが溜まり、クルマを運転しているという楽しさが感じられず、ドライブに出掛けることも無くなってしまいました。

 だんだん不満が蓄積されていた頃、マツダからCX-5が発売され、SKYACTIV テクノロジーも注目されるように。その頃からマツダ車への興味が芽生えていたのだと思います。(それまではマツダ車に興味はまるで有りませんでした)

 で、CX-5より一回り小型のCX-3が登場するとの噂を聞いた昨秋、ちょっと情報でも訊いてみようか、と一度も足を踏み入れたことの無いマツダのディーラーに何気なく入ったのが運命の分かれ目でした。

 そこにはデビューし立ての新型デミオが。

 そういえばCX-3デミオがベースになるとの事だったな。じゃぁちょっとデミオを見てみよう、となったわけです。

 正直、それまでデミオというクルマに抱いていたイメージはあまり良くはありませんでした。初代の小型ワゴンのファミリーカーというイメージが強かったし、チープな小型車という印象でした。
 しかし、改めて目にする新型はまるで別物。とても格好良い。ドアの開け閉めでも剛性感がある。内装の白いレザーもとても高級感があり、今までのデミオというか国産コンパクトカーのイメージを覆すものでした。

 そして運転席に座ると凄く良いドライビングポジションがとれる事に驚きました。特にテレスコピック調整機構の付いたステアリングのポジションは感動ものでした。今迄乗ったクルマの中で自分にとってはベストのドライビングポジションだと思いました。

 この時点でかなり気に入っていたのですが、ディーラーの方に「試乗しますか?」と勧められたのが決定的だったと思います。

 更に「今ちょっとドタバタしているので、お客様だけで乗ってきて下さい」という願っても無いことに。お陰で存分に走る事が出来たのですが、その走りは予想もしていなかった位に良いものでした。

 ガソリンエンジン車だったので、エンジンパワーはあまり印象には残らなかったのですが、ボディー剛性の高さやドッシリとしたハンドリングなど、走れば走るほど感心することに。まるでドイツ車みたいだと思いました。そして運転するのがとても楽しく感じました。

 ディーラーに戻ってくる頃にはニコニコ笑っているくらい気に入っていました。

 

 それから暫らく後に試乗したディーゼルエンジンも素晴らしく、何度か試乗を重ねる度に惚れ込んでいき、遂には購入を決意することとなってしまいました。


 まさかこんなに早くクルマを買い換えるとは自分でも驚きでした。10年位は乗る積もりでいたのに。

 それだけDJ型のデミオの走りは自分にとって魅力的だったのです。