2015東京モーターショーとマツダ
只今開催中の「東京モーターショー」に行ってきました。
当ブログはデミオ乗りのブログ。従ってマツダ関連を主に取り上げることにします。(ショーの概要とか話題の展示はいろいろなサイトで紹介されているし)
やはり一番の関心は「RX-VISION」。
見た感じは全長も全幅もかなり大きいし、タイヤサイズも大きくて、市販車とまだまだ距離があってあくまでもコンセプトカーという感じ。でも注目度は抜群で、やはりロータリーエンジンの復活を期待している人は多いんだなと思われます。
▲RX-VISIONに群がる人々。幾つも上げられた手の先にRX-VISIONがあります。
もう一つのコンセプトカー「越KOERU」はステージの上ではなく他のクルマと同じフロアのに置かれていてずいぷんと身近な感じ。市販も近いのかも。
他にはアテンザ、アクセラ、CX-5、CX-3、デミオ、ロードスターと現行の市販車が一通り並び、沢山の人だかりが出来ていました。
発売されて一年以上経つデミオも人気でした。
運転席に座ってなにやら考え顔の人や、かがみこんで内装を写真に撮って入念にチェックしている人も。本気モードで購入検討をしているところなのでしょう。
ロードスターは3台程置いてあって、そのうち一番手前の1台にはシフトレバーの隣に見慣れぬレバーが付いていました。
説明員の方に訊いたら、足の不自由な人が手でブレーキやアクセルの操作を行うためのものだそうです。敢えてロードスターのようなスポーツカーでこういうシステムを展示するとは素晴らしい。
あと、奥の方には「コスモスポーツ」が展示されていました。量産車初のロータリーエンジンを搭載したクルマ。これの展示はロータリーエンジン復活の本気を現しているのでしょう。
実物を見るのは確か初めて。ため息が出るくらい美しく格好良いクルマでした。
ブースの隅の方には1.5Lと2.2Lのディーゼル、2.5Lのガソリンの3つのエンジン(カットモデル)が展示されていて、3名もの説明員がスタンバイしていました。
エンジニア系の方なのか説明は若干ぎこちないところもあったりしたけれど、一つ訊くと五も十も説明をしてくれる熱心さ。
ディーゼルエンジンの話だったのに段々熱を帯びてきて「この部分がガソリンではですね‥‥」と隣のガソリンエンジンの方に移ってしまい、終いには全く違う話題になっていたり。
でも素人にも分かりやすい(というか分かった気にさせてくれる)説明で楽しかったです。
客も客でオ夕ク(熱心な人)が多くて、誰かが質問してエンジニアの説明が始まるといつの開にか人が寄ってきて一緒に耳を傾けウンウンと頷いていたり。
他のメーカーでもエンジンを展示していたところはあったけど、こういう地味(?)でマニアックな展示のところで盛り上がっていたのはマツダならではかも。
マツダ以外で目を引いたものを2つほど。
ヤマハが出していたコンセプトカーは抜群に格好良かったです。バイクもですがヤマハってエクステリアのシルエットが美しいです。ボディサイズも丁度良い。ヤマハは市販も目指しているようで、楽しみな一台です。
ホンダのコンセプトモデル「Honda Project 2&4 powered by RC213V」も惹かれました。
ホンダらしいチャレンジングなクルマ(といっていいのかな?)。一度運転してみたいと思いました。
活気のある展示会場をまわりピカピカのクルマを見ていると、なんだかデミオでドライブに出かけたくなってきました。
▲帰り道、会場を振り返るとこんな派手なライトアップがされていました。
まずはデミオを洗車してピカピカに磨いてあげようと思います。