タイヤチェーン選び
雪道の備えとしてスタックヘルパーに続きタイヤチェーンも買うことにしました。
スノーヘルパーは入手したけれど、雪道の備えは万全にしておかねば。
タイヤチェーンは大雑把に分けると「金属チェーン」とプラスチックの「非金属チェーン」の二種類。(最近登場した「オートソックス」なる布製滑り止めは走破性能が低そうなので除外)
コムテック タイヤチェーン 高性能金属製ジャッキアップ不要取付簡単 コンパクト収納スピーディア SX-105
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- 発売日: 2011/10/01
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AUTOSOCK オートソック ハイパフォーマンス HP-600(1セット2枚入)非金属チェーン☆タイヤ滑り止め☆取り外しカンタン!
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以前使っていたこともあり、何となく「非金属チェーン」の方が良いかなと思っていました。が、価格面では「金属チェーン」の方が安いし、改めて情報を集めて比較検討して考えを整理してみました。
項目ごとに比較してみたところ...
価格
「金属チェーン」が3000~10,000円くらいに対し「非金属チェーン」は6000~20,000円くらい。
雪道のグリップカ
ちょっと意外だったけど、「金属チェーン」の方がグリップカがあるという意見が多数。なお、チェーンには"梯子形"と“亀の子形"があり、亀の子形の方が横方向のクリップに優れます。
雪のない舗装路の走行
非金属性チェーンの方が良い模様。モノによっては70km/hくらいで走っても平気なものも有るらしい。(知り合いの経験談)
金属チェーンは舗装路での走行を続けていると切れそうな感じだし、乗り心地も良いとは思えないです。
装着のし易さ
金属チェーン、非金属チェーン共にジャッキアップ不要で着脱できるものが多い。あまり差は無さそう。最近のは便利になっています。
収納サイズ
「金属チェーン」の方がコンパクト。一例として
- 金属チェーン : 30.6 x 26.5 x 6.7 cm
- 非金属チェーン : 52 x 40.5 x 12.4 cm
耐久性
金属チェーンは切れる、というユーザーレビューが結構目についた(走行中に切れた場合、車体へのダメージも大きい)。これは安い価格帯のもののレビューだったので、高価格帯の商品は丈夫なのかも。
非金属チェーンは切れるという話はあまり目に付かなかったけど、使用距離が増えるとグリップカが落ちてくる、という話は見かけた。
改めて調べてみて、金属チェーンの方がグリップカが有るというのがちょっと意外。イメージ的には非金属チェーンの方がグリップカが有りそうだったのに。
以上を踏まえて考えてみると…。
まず、自分の場合はスタッドレスタイヤを装着している。
今までの経験からすると、スタッドレスを履いていてチェーンが必要な場面に遭遇したことは無し。これはクルマが4WD(スバルインプレッサ)たったこともあるし、天候に恵まれていた、というか最近は雪が少ないということもあるけれど。
FF(2WD)でもツルツルのアイスバーンとか、急な坂道でなければスタッドレスタイヤだけで大抵は大丈夫な気がする。(もちろん、これは車種によって異なってくると思う。デミオのような小型車と重量級のワンボックス車とかでは雪道の走破力は違うのではないかな。)
そう考えると、自分の場合はチェーンを装着するのはかなり限定的な場面や場所に限られ、使う機会は殆ど無いような気がします。
どうしてもチェーンが必要なときだけちょっとだけ装着するという使い方になりそうなので、グリップカがあって収容サイズがコンパクトな金属チェーンが良いという結論に至りました。
逆にノーマルタイヤ前提だと舗装路でも走り易い非金属チェーンの方が良いと思う。
(チェーンを装着するのは雪道に入る前からだし、チェーンを外すのも雪が無くなって暫くしてからだろうし。チェーンを付けた状態で舗装路を走る距離は結構長いと思うので)
とりあえず、3,000円前後の安価な価格帯のものを購入しておくことにします。