Be a MAZDA driver ~ デミオからCX-3へ

運転の楽しさに惚れてDJ型デミオに乗り、そしてCX-3に乗っています。デミオ/CX-3に乗ったりイジったりしたことをボチボチと書いていきます。

12か月点検と燃料噴射量学習

 今月初め、納車から1年が経過したので、12か月点検をやってもらいました。

 走行距離は6千キロを少し超えたところ。通勤に使う訳ではないので乗るのは週末のみ。しかも夏はバイクを乗り回すので、それを考えると結構走った方だと思う。(ディーラーの営業マン日く“6輪生活ですね")


 因みに前車は3年経った時点でも走行距離はたったの9千キロという体たらくだった。やはりクルマは走って楽しいのが一番。走って楽しいと自然と距離も伸びます。


 点検の結果特に異状はなし。車体の下回りに少し錆びが認められる、という程度。

 オイル交換(フィルター交換も)と燃料噴射量学習の実施とサイドブレーキのワイヤー調整の他は大体確認程度でおしまい。

 特に不具合や不調は感じていなかったので、こんなものでしょう。

 ただ、点検が済んだデミオを走らせるとエンジンの調子が良くなったように感じる。

 1,000~1,500回転域の粘りが増したようで、加速も若干スムーズになったのが感じられる。気にしていなければ気が付かない程度なのだけれど。

 オイル交換の効果もあるだろうけど、これは燃料噴射量学習の効果が大きいんじゃないだろうか。

 この前、33.1km/Lという燃費(下り坂参考記録)を出したのにも関係あるかもしれないです。



 この燃料噴射量学習は年に一回実施が必要とのこと。

 という事は、走り方(アクセルの踏込方)や走る環境(高速走行or渋滞走行)により燃料噴射の制御が最適なものから少しずつズレていく、という事なのだろうか?

 年に一回調整が必要なんて面倒だなあと思う反面、こういう調整で調子が良くなる(回復する)というのもまぁクルマらしくて良いかなとも感じます。

 最近のクルマは良くできていて、あまりにも“躾け”が良いので家電みたいと思うほど。

 毎年の点検が楽しみ(?)になりました。

 

デミオが33.1km/Lという燃費を記録した件

 先日、33.1km/Lという燃費を記録しました。

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 カタログ燃費の30km/L(ディーゼル/6MT)より1割も上回る素晴らしい記録。

 

 しかし、これにはちゃんと訳があって、この燃費を記録したのは群馬へ出かけたときの帰り道でのこと。群馬から東京方面へはとても緩やかだけど下り坂になっているようで、あまりアクセルを踏まなくてすんだみたいです。

 普通にクルマを運転しているとあまり気付かないかもしれないけど、自転車で走ると良く分かるんじゃないかと思います。

 

 群馬の高崎で給油して(因みに、給油機には”冬用軽油に切り替えました”と表示されていたので、3号軽油だと思います)下道を数十字口走ったところで燃費表示を見ると29km/L台を表示。あまりに良い値なので瞬間燃費の表示かと思っだけど、平均燃費の値。

 走った道は県道が中心でクルマの流れはスムーズだったけど、信号でちょくちょく止められたし、使ったギアも3~4速中心でどちらかというと低速走行という状況。エンジン回転はだいたい1,500~2,000回転という大人しい走りでした。

 その後も燃費値は上がり続け、高速道路に入る頃には30.1km/Lに。

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 高速道路に入ってからは90~100km/hくらいで走行。途中で一部渋滞区間もあったけどさらに燃費は良くなり、ついには33.1km/Lを記録。

 走行距離はだいたい120~130kmくらい。

 条件に助けられた記録ですが、結構嬉しかったです。

 

デミオに1年乗って感じたことあれこれ

 デミオに乗り始めて1年経ちました。早いものです。

 定番ですが1年乗った感想などを。

 

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▲これは納車当日の写真。今も変らずピカピカな姿です。

 

ボディサイズについて

 当初を改めて思い起こしてみると...

 5ナンバーであるボディー幅がややナロー(狭く)感じたのを憶えています。あと30~40mmくらい幅があればずいぷんと見映えが良くなるのになぁ、とよく思っていました。

 大きいボディサイズのクルマに対しちょっとコンプレックスみたいなものも感じていたわけです。(最近のクルマはみな大きい。小型車の代名詞だったMINIも今や3ナンバーになってしまったし。)

 でも、今ではボディサイズは全く気にならなくなっています。

 むしろこのボディサイズと見切りの良さで狭いところでも運転しやすい。クルマは用途にあったサイズのものを選ぶのが一番だと改めて思います。

 堂々とした鼓動デザインは存在感抜群でボディサイズ/車格なんて気にならない。

 そういえば、近所の住宅地を走っていたら(徐行状態)、小さな子供に“このクルマ、カッコイイ!”と言われたことがある*1。やはり鼓動デザインは良いです。

 

ディーゼルエンジンの印象

 良くできたエンジンだと思う。ガソリンエンジンしか乗ったことは無かったけれど、それ程違和感は感じなかった。

 ただしDPF再生*2についてはちょっと予想外だった。

 DPF再生中もエンジンは止められるし、ユーザーの使い勝手で支障があるわけではない。

 でも、DPF再生中は燃費がガクッと落ちる。状況にもよるけれど瞬間燃費計の表示は10km/L前後位まで落ちる。平均燃費の表示値もみるみるうちに下かっていく。

 こんなにも燃費が悪くなるとは思っていなかったので、ちょっとショックだった。

 そしてDPF再生は走り方によって発生頻度が変わってくる。

 渋滞での走行が多かったり短距離のチョイ乗りが多いと発生間隔が短くなってきて、100km前後の走行でDPF再生が始まったりする。反対に郊外の道路や高速道路などスムーズに走れる道だと200~300km位はDPF再生無しで走れる。

 デミオディーゼルエンジンモデルは低燃費も売りだけど、使用環境は選ぶと思う。

 渋滞での走行が多かったり、近所(5~10分程度)への買い物とかのチョイ乗りが殆どだと、ガソリンエンジンの方が良いと思う。

 

燃料の誤給油は?

 給油時に間違ってガソリンを入れそうになることは無かった。実はこれが一番心配していたことなのだけれども。

 一年通して殆どがセルフ給油だった。給油口に付けている誤給油防止のリングのお蔭で誤給油に気付く、という事は今のところ起きていない。(GSの店員さんが間違う可能性があるかも知れないので今後も防止リングは付けておくつもり)

 

 
 因みに、先日セルフ式のGSで給油しようとしたときのこと。

 緑色(軽油用)のノズルをつかんで給油しようとしたら、GSの店員さんが
あわてて飛んできて、“それ軽油ですけど大丈夫ですか?”と訊いてきた。

 GSに入ってきたときのエンジン音が静かだったしディーゼル特有のカラカラ
音も聞こえなかったので、てっきりガソリンエンジンだと思ったそうです。

 他のGSで店員さんと話をしていてもデミオディーゼルモデルがあることを知らない人が結構いた。乗用車のディーゼルエンジンの認知度は案外広まっていないのかも知れない。

 

MTの運転は楽だった

 デミオの前に乗っていたクルマはATミッションで楽していたので、MTだと渋滞時とかでかったるく感じないだろうか、と少し心配していたのだけど問題は全然無し。
 軽めのクラッチ、スムーズにシフトできるミッションと低回転からトルクの太いディーゼルエンジンの組み合わせで運転は楽。

 トルクバンドが広いので、多少ずぼらなシフトチェンジでも大丈夫。

 それに“ヒル・ローンチ・アシスト*3のお蔭で坂道発進に気を使わなくても良いのも大きい。平地と全く同じ感覚で発進できるのは素晴らしい。(免許取得以来ず~っとMTばかり乗っていても坂道発進にも慣れてはいたけれど)

 お陰で、“MTは面倒だなあ、ATにしておけば良かったなぁ”と思った事は一度もない。これはMT初心者でも乗りやすいミッションだと思う。

 

 <以上>



*1:素直な良い子だ!と思った

*2:DPFとは「Diesel Particulate Filter」の略。ディーゼルエンジンから排出される粒子状物質(PM)の煤を捕集し、大気中に排出されないようにするフィルター。このフィルターが煤で詰まってきたら燃料を噴射して高温で煤を燃やして取り除く処理が”DPF再生”です。

*3:坂道発進を補助する機能です。坂道停車後の発進時、ブレーキペダルからアクセルペダルに踏みかえる際の車両の後退を防ぎます。急な坂道でブレーキペダルを放したときに自動でブレーキ力を保持します。

(マニュアル車) チェンジレバーがR以外のときは上り坂で作動し、Rのときは下り坂で作動します。

(オートマチック車) セレクトレバーが前進の位置のときは上り坂で作動し、Rのときは下り坂で作動します。

以上、マツダの取扱説明書より