2018年の商品改良の目玉が300cc排気量がアップされたディーゼルエンジン。
現在の走行距離は3000kmを超えたところ。現在のエンジン関係の感想を。
パワー感
排気量は上かっていますが、走った感じとしてはデミオと似たようなパワー感かな、と。もちろん車重が違うし、駆動方式が違うし(FFとAWD)、タイヤサイズも違うのので、そういうところを加味すると実質的にエンジン出力の余裕は増しているのかも。
燃費
1回目の給油(走行距離500km弱)時点で、タイヤはノーマルタイヤ、街乗り(渋滞)3割、街乗り(スムーズに流れる)3割、チョイ乗り(2割)、高速道路(2割)つてとこで燃費は19.6km/L(燃費計の数値)※この間はDPF再生は無し。
その後はスタッドレスタイヤに交換して、DPF再生も発生して高速道路が半分くらいで18km/Lくらい。高速道路の追い越し車線での走行が多かったです。
評判どおり80km/hくらいの速度での巡航が一番燃費が良さそう。それを超える速度だと目に見えて燃費が悪化します。
それとスタッドレスタイヤによる燃費の悪化も少しあるように感じます。
直近の燃費は21km/L弱。 DPF再生は一度発生。高速道路の走行速度は少し控え目にして80~90km/hの速度が多かったと思います。4WDという駆動方式としては満足できる燃費です。
DPF再生
540kmくらいで1回目の再生が発生。前車のデミオは似た走行条件で200km台半ば位だったので倍くらいに伸びていると思います。またDPFの再生時間は10分もかからなかったかと。(もしかすると5分くらいかも)
丁度渋滞に嵌ったところで再生がスタート。殆ど走れぬ状態でしたが結構早く終わったなあという印象思いました。
前車のデミオのDPF再生時間の半分くらいという印象です。従来(1500cc)比で再生間隔は倍に再生時間は半分に、というメーカーの説明のとおりです。
2回目は540kmくらいのときに発生したみたいです。
デミオとは違ってメーターパネルの「i-stop」の表示は、走行中:常に消灯、停止してアイドリングストップ状態:点灯 であるので、高速道路のような走行状態が続いているとDPF再生が分かり難いんです。*1
高速道路の走行が多かった3回目、4回目は共に600kmを越えていました。
DPF再生時間も変わらず短いです。(走行状態なら5分くらいか?)
DPF再生は結構ストレスに感じていたので、再生間隔/再生時間が大きく改善されたのはとても嬉しいです。
インジェクターのクリーニング機能
インジェクターのノズルが汚れてくるとクリーニングする処理が働くそうです。これは新たに追加された機能らしいです。ドライバーが分かる事象としては、
- アイドリングが1500回転くらいまで上がる。
- クラッチを踏みギアを入れるとアイドリングの回転数は通常に戻る。
というもの。最初はトラブルかと思いました。
発生したときはチョイ乗りが多かったときでした。その後は長距離走行が多い状況であるためか、クリーニングは発生していません。
エンジン音
自分としてはデミオとそう変わらない印象でしたが、CX-3に乗せた友人は大分静になったと言っていました。
デミオのときはディーゼルのカラカラ音が結構聞こえていたけれど、それがかなり小さくなったとのことです。このカラカラ音は気になる人、気にならない人、それぞれのようです。(自分は気にならないほうです)
振動
アイドリングストップのとき少し振動(揺れ)が大きいときがあるように感じます。ここはちょっと残念なところ。
試乗車(AWD/AT車)では気にならなかったのですが。走行中の振動は気にならず滑らかだと思います。
*1:デミオでは、アイドリングストップが可能な状態では走行中、停止中共に「i-stop」表示が点灯。DPF再生中等アイドリングストップ不可の状態は消灯。