CX-3に乗り始めてから使って6シーズンを走ったダンロップのスタッドレスタイヤ WINTER MAXX 01。
今シーズンで7年目。タイヤの溝の深さはプラットフォームまでまだ3mmある。昨シーズン初めのときも3mmあったから殆ど減っていない!5,000km位は走っているのに。
さすがにコンパウンドは固くはなっていますが。
昨シーズンも問題なく雪道を走られたけど、ここらで買い替えても良いかな、と。
改めてWINTER MAXX 01の感想を書いてみると
- やはり圧倒的な耐摩耗性。6年で3万キロ程度走行してもまだまだこの溝の深さ。
- それでいて前後方向のグリップ力はそれなりにある、と思う。ブレーキで止まらない、発進でスリップする、という場面は殆ど無かった。6年目となる昨シーズンでも志賀高原の上林から先の上り下りでも問題はなかった。
(もちろん慎重に運転したというのはあります。またBSのVRXとかと履き比べると氷上性能とかはもっと不満に感じるかも。) - ただしコーナリングでの横方向のグリップは弱いくて滑りやすい。特に上りのコーナーで顕著に感じる。これは1シーズン目のときから感じていた。もう少しグリップしてほしい。
- コンパウンドは4シーズン目くらいから固くなってきたかな?と感じたけど、グリップ力はそんなに変化は感じなかった。
- 舗装路のドライブフィールはスタッドレスタイヤとしては結構しっかりしていると思う。峠道や高速道路も腰砕け感は少なくてノーマルタイヤに近い感覚で走ることができた。
- スタッドレスタイヤは雨に弱いといわれるが、このタイヤはそのようには感じなかった。雨の高速道を何度も走ったけど安定していた。
スタッドレスタイヤの性能の感じ方は、たぶん装着するクルマの車格サイズや重量、駆動方式で印象は変わるような気がします。
雪上でコーナリング性能以外はあまりネガティブな感じが無かったのは比較的コンパクトなサイズでAWDというCX-3だったからかも。それとミッションがMTというのも多少関係あるのかも。ATよりもエンジンブレーキを活用しやすいし、発進もデリケートに行うことができるので。
で、次のタイヤを何にするか。
選択肢はいろいろあるけれど、結局はまたまたダンロップの WINTER MAXXで"02"にしてしまいました。
理由は舗装路、特に高速道路の走行が多い自分の用途に合っていると思ったから。また"01"の進化系なのでどのようなタイヤなのか想像がつくという安心感もある。
それに"02"は一つ前のモデルということもあり安い。215/55-17 94Tで2024年製造で1万6千円/本(送料込み)*1。
WINTER MAXXには新作の”03”が出ているので迷ったけど、こちらは氷上性能を高めている反面、耐摩耗性は落ちている。"02"は"01"の性能向上版であるのに対し、03"はちょっと方向性を変えたタイヤという見方もあるみたい。レビューを見てもあえて"02"選んでいる人もけっこういた。
因みにこちらのチャンネルがいろんなスタッドレスタイヤを実走・考察していて、とても参考になりました。
というか現代の国産スタッドレスタイヤはどれも十分な性能は有していると思う。極論だと何でも良いかも。"01"で6年間問題なく志賀高原通いが出来たのだから"02"も問題ないでしょう、という気になった。
各タイヤのレビューを調べたりいろいろ考えているうちに疲れてしまい、もうお手頃価格のWINTER MAXX02でいいや、と決めてしまいました。
* * * *
*1:今は少し値段が上がっている模様